2010年4月

目指せ100km! ウルトラマラソン完走術!

2010年4月28日
こんにちは、WGHランニングクラブ事務局の小谷です。

4月25日に開催された、WGHランニングクラブキックオフイベント。

第2部「目指せ100km!ウルトラマラソン完走術」では、3人のウルトラランナーの方々にご登場いただけました。

まずは、越智利国先生。

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越智先生は、オリンピック選手などトップアスリートのトレーニングやリハビリのほか、医療施設や高齢者施設での運動プログラムなども手がけられている健康運動指導士。
2009年、2010年の「WGHウルトラチャレンジin宮古島」の運動指導者として、ウルトラマラソン未経験のランナー10人をすべて完走に導いた人であります。

ご自身もウルトラランナーで、サロマ湖100kmマラソンは、第1回目から現在まで24年連続出場&完走(第1回目からというのは越智先生を含め2名しかいません!)。246kmを走るギリシャ・スパルタスロンも完走されています。

24年間、いや、今年も走られますから25年間、四半世紀もの間、ウルトラランナーとして走り続けていらっしゃるなんて...まさにウルトラマンです!! 
私たちにとっては、WGHランニングクラブの「ウルトラチャレンジ」の指導者としてもとぉーっても頼りになる先生です。

そして、紅一点の沖山裕子さん。
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沖山さんは、1000km以上(!)の距離を数日間かけて走るステージレースをメインに活躍されているウルトラランナーです。
2000年のギリシャ・スパルタスロン女子優勝のほか、2007年ドイツ横断レースでは、1204kmを124時間40分33秒で走破して優勝!
つい1か月ほど前まで、ギリシャのアテネで1000マイルレースに出場し、14日間20時間54分10秒という成績で、5位入賞を果たされています。

100kmでもすごいのに、1000kmってことはその10倍ですよ! そして1000マイルってことは、約1600km!!!
それを、14日間!? ...ってことは、1日あたりどのくらい走っているのでしょうか?

「1日100kmから120kmを毎日2週間。時間は15時間から18時間ですね」と沖山さん。

...100kmというレースを1回走るだけでもすごいことなのに!! 寝る時間よりも走っている時間が長い日々が2週間も続くなんて!!! 想像できますか?? 超ウルトラ級とはまさにこのことですよね! 

そしてとどめは砂田貴裕さん。
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1992年に別府読売マラソンで2時間15分30秒というJr.日本最高記録を樹立。1998年にはサロマ湖100kmウルトラマラソンにおいて6時間13分33秒という世界記録を打ち立てられました!この記録は現在でも破られておりません。

...6時間13分だなんて、東京マラソンだったら制限時間まで余裕でゴールできますね。でもこのタイム、フルマラソンの倍以上の100kmですから!!!
一体、1km平均何分で走っているのか、伺ってみると...

「走っているときは実感としてなかったんですけれど、平均すると1kmを3分44秒くらいですかねえ。前半と後半でばらつきがありますが、前半の出だしは3分30秒くらいで入ってました」

...1kmだってついて行けそうにありませんが、私、計算してみました。フルマラソンで考えたら2時間37、8分でゴールできるペースです。次元の違う速さに、会場もみなさんもあぜん...。

さらに「公の場でお見せすることはほとんどないのですが」と、世界記録が刻まれたレリーフを見せてくださいました! 
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「日本ではたしか5コくらいしかないんじゃないかなあ?」

あまりにあっさりと砂田さんが観客席に差し出すのでびっくりしてしまったのですが、大変貴重なもの! 手にした人はそのずしりとした重さと、気さくな砂田さんの雰囲気とのギャップにも、驚かされたことでしょう。
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...と、プロフィール紹介だけで、超人さが伝わってくるお3方ですが、会場にはまだまだウルトラマラソンを走ったことのない方も大勢います。少しでも疑似体験できれば、ということで、司会者の方を通じてさまざまな質問をしていきました。 

ーーウルトラマラソンに向いている人はどんな人ですか? 

越智先生 「普通に聞かれたら『へんな人』と答えますが(笑)。まじめに答えると、『丈夫な人』。いまはランブームでさまざまな人が走っていますが、1人ひとり左右の筋肉バランスも骨格も違います。もともと丈夫なタイプではなくても、やりたい! と思ったら、筋力や柔軟性がアップするよう、工夫すればいいと思います」

ーー長い距離に魅せられた理由は、なんですか?

沖山さん 「旅がすごく好きなんです。きっかけはマラニックで、リュックを背負って歴史の街道を走って、いろいろなものを見たい、いろんなところに行きたいという興味が、長い距離を走るきっかけになりました。私は元々水泳選手で、100分の1を争う世界にいたのですが、そこではスタートの失敗は許されなかった。しかし、長い距離をやるようになってからは、スタートは多少失敗してもあまり関係がない。性格的にのんびりしたタイプでしたので、非常に気がラクになりました」

ーーフルマラソンとウルトラマラソンのいちばんの違いは?

砂田さん 「速さだけでなく、強さ、タフさが必要だということですね。超長距離の世界では、実力3割・メンタル7割だと思っています。自分の実力にあった考え方で、不安を克服し、強さを磨く必要があると思います。
例えば、私もそうでしたが、実業団選手やフルマラソンを2時間半くらいで走るランナーにとっては、時間というのが未知数なんです。3時間走、50km走くらいはやっても、それ以上の時間走るということが想像つかない。時間に対する不安があったので、初挑戦したときは、7時間以内で走りたいと思ったので、練習で6時間走をやりました。そこで80km弱走れたので自信がつきました」

ーー普段はどんな練習をされているのですか?

越智先生 「月間走行距離は200〜300km前後です。1回だけ400km走ったこともあるのですが、自己ベストが出たときは200〜300kmくらいでした。私の場合、ヒザの関節に負担がかかりやすいので、筋トレやストレッチを、週3回はやっています」

沖山さん 「通勤ランが主で、会社までの約14kmを走って行っています。いつも気持ちのいい状態のイメージを持っていたいので、朝早く家を出て、気持ちがよければ遠回りして20km走ることもあります。ノルマを決めると精神的にキツくなるので無理はしません。雨なら電車にします。
月間走行距離は400kmくらいですが、レース後は100〜200km、レース2か月前は脚を作るために普段の倍の800kmくらい。1年の中で抑揚を持たせて走ります」

...とまだまだ、さまざまなウルトラ秘話が飛び出したのですが、長くなりますので、また別の機会にでも、お伝えしたいと思います。

最後に、これからウルトラマラソンにチャレンジしたいという方に向けての、メッセージもいただきました。

砂田さん 「超長距離を走っていると、予期せぬことが起こりますが、その場の状況に応じて対応できる人間が強いんです! 雨が降ったらどうなるのか、10時間運動し続けたら何が足りなくなるのか。練習で時間走を経験しておくと、トラブルが発見できると思います。これからウルトラマラソンを走られるという方は、準備万端にして臨んで欲しいと思います」

沖山さん 「完走できるんだ! という強い意志を持って臨んで欲しいですね。沿道の声援も大きなエネルギーになります。自分の気持ちを最後まで切らさないで、必ずやれると信じて、ゴール目指してがんばってください」

越智先生 「私は1回だけ、スパルタスロンをリタイアしたことがあるのですが、その後考えるようになったのは『制限時間が来るまではベストを尽くす努力をしよう。でも、このまま続けたら後遺症が出そうだ、関係者に迷惑をかけそうだと思ったらリタイアする勇気を持とう』ということです。ウルトラマラソンは無理ができるほど短い距離ではありません。迷っている人にすすめることはしませんが、やると決めたのなら、WGHランニングクラブでも練習会をやっていますので、いっしょにがんばりましょう」

以上、駆け足でしたが、ウルトラマラソンの魅力、伝わったでしょうか?



WGHRC、キックオフイベントが開催されました!

2010年4月28日
こんにちは。WGH RC事務局の小谷です。

去る4月25日、WGHランニングクラブ キックオフイベントが、立正大学・石橋湛山記念講堂で開催されました。
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事前申し込みしてくださったたくさんのランナーの方々に参加していただけました。イベントに来てくださったみなさん、ありがとうございました。

この日は実際に走るという実技はなかったのですが、トークイベントのテーマは、ランナーにとっては興味深いものばかり。

第1部「走れるカラダのメンテナンス」
桜庭 景植先生 (順天堂大学教授、日本陸連医事委員会委員)
●関根 豊子先生 (株式会社レオックヒューマンケア、管理栄養士)
●鈴木 良雄先生 (順天堂大学客員准教授、日清ファルマ「ウィグライ」担当)
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第2部「目指せ100km!ウルトラマラソン完走術」
●越智 利国氏 (健康運動指導士、サロマ湖100kmウルトラマラソン24回完走)
●沖山 裕子氏 (ウルトラランナー、2007年ドイツ横断レース1204km124時間40分33秒で優勝)
●砂田 貴裕氏 (100km6時間13分33秒/公認世界記録保持者)
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第3部「速い人には理由がある! スピードランナーの世界」
●川嶋 伸次氏 (元東洋大学陸上部監督)
●平塚 潤氏 (元城西大学男子駅伝部監督)
●大崎 栄氏 (元東海大学陸上競技部コーチ)
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特別講演として、立正大学教授で、元ランニング学会会長の山西哲郎先生もご登場。
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以上さまざまなテーマに沿って、各界の第一人者が次々と登場。貴重なお話をたくさん聞くことができました。

第1部「走れるカラダのメンテナンス」では、医療、栄養、サプリメントといったさまざまな角度から、ランナーのカラダについて考えていきました。

桜庭景植先生からは、疲労骨折についての講演がありました。
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疲労骨折は長距離選手に多い障害(オーバーユース)で、エリートランナーだけでなく、一般市民ランナーでもおこります。脛や足の甲に症状が現れることが多いようです。痛みが出てすぐには、レントゲンには写らず、2〜4週間経ってからわかることもあるので、痛みが続く場合はもう一度受診することがオススメです。

管理栄養士の関根豊子先生からは、トレーニングと食事の関係についてのアドバイスが。
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インターバル走などスピードトレーニングをした(する)日には、走るための筋肉を強化するためにたんぱく質を、LSDなど持久力トレーニングをした(する)日には、エネルギー源となる炭水化物をしっかりとる。
レース前の調整期にはグリコーゲンローディング(カーボローディング)を、レース後には疲労回復のためにビタミン類をしっかり摂取することが大切とのことでした。
また、「カラダの中の血液が入れ替わるには120日くらいかかります。今の食事が4か月後のカラダの血液になるとを考え、レースから逆算して食事の内容を見直すことも大切です」と、貧血予防の大切さも伝えてくださいました。


鈴木良雄先生からは、走っているときに必要なエネルギーで、リカバリーするときにも必要なグルタミンについての説明がありました。
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「フルマラソンの30kmの壁や、レースでの後半のペースダウン、ガス欠などの原因の一つは血糖値の低下です。血糖値は通常、ホルモンによって正常値になるよう支えられています。そして血糖値を原料の面から支えているのがグルタミンで、グルタミンを出す器官が筋肉なのです」と鈴木先生。


「走っているとき、エネルギーがなくなると筋肉のたんぱく質を分解してグルタミンを出します。カラダは脳や臓器を維持するのに重要で、筋肉を維持するのには後回しになります。グルタミンの量は運動によって変化するのですが、血糖値の低下を防ぐには、血中のグルタミン濃度を維持する必要があります」
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そのために有効なのが、スポーツサプリメントWGH Pro(ウィグライプロ)にも入っている小麦グルテン加水分解物(WGH=ウィグライ)です。

...少し説明が難しいかもしれませんが、24時間走というレース中にWGHを1時間に3gずつ摂っていた人と、そうでない人とを比べたとき、WGHを摂っていた人のほうが後半休憩することもなく、走り続けられる人が多かったという報告があります。

また、レース後や、ハードトレーニングをした翌日のリカバリーにも有効とのこと。

WGHランニングクラブの練習会では、練習中と練習後に、このWGHの入ったサプリメントを用います。スピードチャレンジも、ウルトラチャレンジも、共にタフな練習会ですので、ぜひご自身のカラダでその効果を体感して欲しいと思います。

以上、第1部「走れるカラダのメンテナンス」での講演の一部を紹介させていただきまいた。




第2回ウルトラマラソン練習会が開催されました

2010年4月21日
こんにちは。WGHランニングクラブスタッフの小谷です。
先日もお伝えしましたが、4/17(土)に第2回ウルトラマラソン練習会が開催されました。

...が、この日は朝から季節外れの雪!! これは中止? しかし天気予報を見ると午後から晴れマークが出ています。開始時刻を2時間遅らせて、10時スタートのところを12時スタートに、5時間走という練習会内容を4時間走と1時間短縮して開催いたしました。

開始時刻が遅れたことで、時間的に厳しく参加が不可能となってしまった方もいらっしゃいましたが、総勢23名が荒川河川敷に集い、元気よく4時間走り抜きました。
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千住新橋から扇大橋の手前までの約2.5キロ、往復5キロのコースを走るのですが、折り返し地点はWGHののぼりが目印です(奥に見える橋が扇大橋です)。
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今回はコース上の路面にこんな印も付けてみました。
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4時間内で距離調整をするときや、1キロごとのラップを取るときなどの目安になったかと思います。
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給水所ではもちろん、WGHproとWGHウォーターで元気チャージ!
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WGHproは1時間に1袋摂取することがオススメです。
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今回は補食にバナナや塩飴だけでなく、あんぱんやクリームパン、ドーナツやロールケーキを一口サイズに切って時間ごとに出したのですが、これが力走中のみなさんに大好評! 走ることと食べることは、同じくらいウルトラマラソンにとっては大切ですね(笑) また、マイボトル持参の参加者も多く、エコ意識の高い方々が多かったのも印象的でした。

この日は午後から晴れて気温が高くなりましたが、風も強く、往路は暑さに、復路は向かい風がキツく、なかなかハードなコンディションでした。そんな中でも参加者の皆さんはそれぞれのペースで4時間走り抜きました。本当におつかれさまです!

4時間走り終わった後は、受付場所でもある学びピア21に戻り、越智コーチの指導のもとストレッチ。
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「ウルトラマラソンを走るには、どんな筋トレが有効ですか?」という参加者からの質問に答えて、筋トレのワンポイントアドバイスもありました。
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今回は、天候不良により練習時間は1時間短縮となりましたが、熱心な参加者のみなさんの思いもあって、中身の濃い充実した内容の練習会となりました。この日の練習会が、皆様のランニングライフに少しでもお役に立てたのだとしたら、スタッフ一同うれしく思います。

次回は5/22(土)開催です。場所は同じく荒川河川敷で、内容は5時間走プラスαを予定しております。5時間走なんて、ひとりの練習ではなかなかできませんので、ぜひこの機会に参加してみてください。

詳細が決まりましたら、WGHランニングクラブのホームページhttp://www.wghrc.jp/で発表します。次回の練習会でも皆様とお会いできますことを、楽しみにしております。



4/17日練習会

2010年4月18日
練習会開催されましたー!4/17@荒川河川敷

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前日からの、この季節ではありえない雪の影響も心配されましたが、
なんと総勢22名の方が、ご参加頂きアツイ練習会が、
越智 利国コーチのもと、荒川河川敷で開催されました。

参加者の皆様、お疲れ様でした!!

練習の詳細は、また後日UP致しますので、Yoチェック!

★忘れ物を1点預かっております。お心当たりのある方は、
 suc@wghrc.jp までメールをください。


本日17日のウルトラ練習会時間変更のお知らせ

2010年4月17日

【開催時間変更のお知らせ】

本日4月17日(土)開催のウルトラマラソン練習会について、さきほど参加者の方々にはメールをお送りしましたが、開催時間を2時間遅らせる方向で調整しております。

現在雪が降っておりますが、天気予報では午後は晴れることになっておりますので、

9時半から受付、10時から練習会スタートの予定でしたが、以下の通りに変更します。

11時半から受付

12時から練習会スタート。

★メニューは4時間走を予定しておりますが、路面の状況などを見て決定したいと思います。

なお、スタッフは10時より現地にいっておりますので、早く着いてしまった方は、会場(まなびぴあ研修室3)にてお待ちください。

ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。

なお本日の開催に関する問い合わせは、suc@wghrc.jp まで。


WGH RC Tシャツ

2010年4月 6日
WGHランニングクラブ
Tシャツ完成しました!



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大人の陸上部「WGHランニングクラブ」のTシャツが完成致しました!
WGHランニングクラブに入会された方に郵送致します!

♪みんな、同じユニフォームで走りましょう♪




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